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  栗山町最大イベント!「栗山秋まつり」のウラ側に迫る

栗山町のイベントや特産品販売・PRの推進、駅前商店街の振興、コミュニティ放送局開設準備などを行っています。近年は栗山町の新たな観光組織体制の構築および計画の策定・運用のほか、2023年にオープンした栗山駅南交流拠点施設「煉瓦創庫くりふと」の運営も担っています。

栗山秋まつりについて

栗山秋まつり」は例年10万人近くの来場者が訪れ、栗山町最大のイベント来場客数を誇ります。町内の神社「栗山天満宮」の例大祭に合わせて開かれ、駅前通りにはズラリと露店が並びます。その数は例年300を超え、北海道屈指の規模となっています。

神輿や獅子舞などの各種奉納行事をはじめ、子どもたちが踊る郷土芸能「かさおどり」

栗山町内の事業者や団体が出店する「味覚まつり」と、地元ならではのイベントも。さらにYOSAKOIソーラン、歌謡ショーなどさまざまな催しが行われます。

【過去の秋まつりの様子はこちら】

◆2022年

https://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/site/news/19240.html

◆2019年

https://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/site/news/19785.html

※2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、栗山天満宮の神事のみ行われました。

栗山秋まつり| 豆知識

どうして露店の数が多いの?

栗山町史によると、かつては道内各地の祭礼に回って露天商たちが最後に集まったのが栗山町であった名残から、多くの露天商が栗山町に集結するといわれています。

 

人がたくさん集まるイベントなのに、どうして平日にも開催するの?

栗山秋まつりは、栗山天満宮の例大祭(9月24~26日)に合わせて行われます。例大祭は年中行事として日が決まっているため、平日に開催されることもあります。

お祭りのウラ側~運営体制・役場の仕事~

栗山町最大のイベントである秋まつりはどのように運営されているのでしょうか? お祭りの運営に携わる人や役割について紹介します

◆運営しているのは「栗山秋まつり実行委員会」

「栗山秋まつり実行委員会」は、栗山町をはじめ、栗山商工会議所、JAそらち南、栗山天満宮など関係団体で構成されています。

実行委員会の9つの役割

①開催可否の判断・内容についての協議
毎年、夏ごろに行う第1回実行委員会議で、開催の可否を決定します。開催決定後は露店の出店、味覚まつり、YOSAKOIソーランなどの各種イベントについて協議し、会場レイアウト、スケジュールなどを調整。予算の現状や過去の開催時に見られた課題などを踏まえながら検討します。

②広報、PR(チラシやHPなど) 
栗山町内に配布するチラシの新聞折込や広報くりやま・町公式ホームページへの掲載などを行います。また、公共施設や町内の各店舗ではポスターを掲示。「どさんこワイド179」「イチオシ!」といった情報番組など、メディアに取り上げられることもあります。

③交通安全(交通規制・パトロールなど)
町内外から多くの見物客が訪れるため、混雑やトラブルを避けるべく、交通規制や周辺のパトロールを行っています。警備委託会社をはじめ栗山交通安全協会・交通安全指導部、栗山防犯協会が中心となり、会場出入口や交通規制箇所での指導員の配置や巡回をしています。

④会場との調整
会場は駅前商店街を使用するため、周辺の店舗のご理解・ご協力が必要になります。商店街の店舗が加盟している組合「くりやま駅前通り商店街協同組合」と会場レイアウトや駐車場などについて協議を行います。

⑤道路の使用申請
期間中は交通規制を行うため、道路を使用するにあたり国や北海道、町に申請を行う必要があります。申請書や会場レイアウト案をもとに、救急搬送時の導線確保がされているか、周辺の交通安全の基準を満たしているかなど、精査のうえ、承認をもらいます。

⑥電力の供給
町内の電気事業会社で構成される「栗山電業会」の協力のもと、会場内の配線や電圧の調整などを行います。露店の照明、電源の確保などの事前準備ほか、緊急時のトラブルに備えて開催中は夜間も含め、電力の管理をしています。

⑦ごみの処理
会場にゴミ箱と分別の案内看板を設置するほか、清掃・運搬作業が随時行われています。作業は町内の清掃業者の協力のもと行われ、ごみは産業廃棄物として処理します。

⑧事務局の運営
実行委員会の事務局は、町ブランド推進課観光・賑わい推進グループで担っています。会議の招集・実施、連絡調整、書類の作成、当日の運営など、業務は多岐にわたりますが、関係機関・実行委員の方々の意見を踏まえ、準備を進めます。
またお祭り当日は「運営本部」として、会場設営や受付のほか、落とし物や迷子の対応など、トラブルへの対応を行います。

⑨予算の管理
実行委員会では、ごみ処理や会場警備、仮設電気配線工事などの経費を負担しています。財源は栗山町のほか、北海道街商協同組合などが賄っています。

栗山町からの実行委員会への補助金額
令和5年度:予算額      380万3千円
令和4年度:決算額      777万4千円

関係者にインタビュー

栗山町出身の私も、子どものころから毎年楽しく参加していました。今年初めて担当になって驚いたのが、お祭りに携わる関係者の多さです。たくさんの団体や企業が夏ごろから何度も会議をしながら準備をし、当日も早朝から深夜まで運営に当たっていることを知りました。そんな実行委員会の努力によって実現しているお祭りに関わることができ、大変やりがいを感じています。
近年、コロナ禍や担い手の不足など、多くのイベントは転換期を迎えています。町民の皆さんのお力をお借りしながら、これからもふるさと栗山町の大切なイベントを守り、たくさんの人に楽しんでもらえるよう頑張ります。

町民の皆さんへ

栗山秋まつりのウラ側、いかがでしたか? お祭りは数ヶ月前から準備を重ね、多くの町民や関係団体の方々のご理解とご協力をいただきながら、開催に至ります。支えているのは、役場だけではなく、多くの町民皆さんの存在です。
将来的に運営側としてお祭りに関わり、共に、ふるさとの一大イベントを盛り上げてくれる仲間が増えたらうれしいです。

ブランド推進課観光・賑わい推進グループ

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「ゴミ処理とか道路整備とか、役場の事業って色んなことをやっているのは何となく分かるんだけど、具体的な内容って良く知らなくて…」

「まちの予算概要説明書は毎年読むけど、内容が分かりにくいし、自分たちの納めた税金がどのように暮らしに反映されているのかイメージできない…」

こんな声を、町民の方たちから数多くいただきました。これは何とかしなくては!

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